全国有数のお茶の産地、八女市でことし初めての新茶の入札会が開かれました。
八女市の「茶取引センター」で開かれたことし初めての新茶の入札会には、およそ３０の業者が参加しました。
会場には、７０点余りの新茶を入れたお盆がずらりと並べられ、業者たちが手に取って色や香り、手触りを確かめていました。
そして実際にお茶を入れて味や香りを確認したうえで入札していました。
入札に参加した業者たちは、「とても香りがいい」とか、「甘みがあって苦みがなく最高のできだと思う」などと話していました。
ＪＡ全農ふくれんによりますと初日のきょう、入札にかけられたのは１５００キロ余りで、最も高いものは、去年と同じ、１キロ１０万円で取引されたということです。
福岡県茶商工業協同組合の吉泉正幸理事長は、「ことしは天候に恵まれできがいいお茶が期待できる。奥ゆかしくうまみの強い八女茶をぜひ急須で入れて家族で楽しんでほしい」と話していました。
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