窃盗事件の捜索に立ち会わせた容疑者に、たばこを吸わせるなどの便宜を図ったとして、兵庫県警は17日、県警捜査3課に所属していた男性警部補(34)と、甲子園署の男性警部補(51)をそれぞれ同日付で戒告の処分にしたと発表した。
県警によると、5月28日に窃盗容疑で逮捕した男の自宅を6月2日に捜索した際、立ち会わせた男が「たばこを吸いたい」などと警部補らに何度も要求。警部補らは男が自宅にあったたばこを吸うことを許可し、冷蔵庫にあった紙パックのコーヒーを飲ませた。署と自宅を行き来する間には、男の要求に応じて私費で自動販売機でお茶を買って与え、私有スマートフォンの音楽アプリでミュージックビデオを視聴させたという。
県警は、これらの行為が容疑者への便宜供与に当たると判断した。戒告処分を受けた2人以外に、捜索に同行した20~40代の巡査部長ら4人も、行為を黙認したとして本部長注意などの処分とした。警部補らは「男の要求に応じることで、捜索を問題なく進めたかった」と話しているという。
からの記事と詳細 ( 逮捕した男に喫煙許し、自腹でお茶与えミュージックビデオ視聴させる…警部補処分 - 読売新聞オンライン )
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