地場系コーヒーメーカーのチュングエン・インターナショナル(Trung Nguyen International＝TNI)は近く、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに事務所とコーヒーチェーン「キングコーヒー(King Coffee)」のフラッグシップ店(旗艦店)をオープンする。
これは、TNIの会長 兼 最高経営責任者(CEO)であるレ・ホアン・ジエップ・タオ女史が明らかにしたもの。
タオ女史はこのほど、ドバイに出張して事務所の開設とフラッグシップ店の開業に向けた準備を進めたほか、現在開催中のドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai、開催期間：2021年10月1日～2022年3月31日)に参加し、ベトナム産コーヒーを売り込んでいた。
キングコーヒーの商品は現在、卸売りとフランチャイズの形で、中国や米国、日本、ロシア、シンガポール、韓国など世界120か国・地域で販売されている。同社はこれに先立つ5月、米国カリフォルニア州に「キングコーヒー」の同国1号店をオープンした。
なお、キングコーヒーは、コーヒー製造大手のチュングエン・グループ(Trung Nguyen Group)のダン・レ・グエン・ブー会長の元妻であるタオ女史が立ち上げたコーヒーブランド。
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