カレーとお茶の店「Chamame(ちゃまめ)」(中野区鷺宮3)が西武新宿線都立家政駅の北側徒歩2分の場所にオープンして半年がたつ。(中野経済新聞) 【写真】(関連フォト)大村健太朗さん・舞衣さん夫婦と「Chamame」外観 高円寺や中野の間借りカレーでスパイスカレーを提供しながら独立の機会を模索していた大村舞衣さんと、サラリーマンをしていた夫・健太朗さんが5月11日にオープンした同店。健太朗さんは「夫婦の夢の一歩をかなえるために店舗も見つけて、思い切ってカレー屋さんをオープンしたが、新型コロナの影響で発出されていた緊急事態宣言がオープン翌日には延長され、細々と営業せざるを得なかった。半年かかったがやっと普通の営業ができるようになり、少しずつ常連のお客さんもできてほっとしている」と言う。席数はカウンター4席、テーブル6席。 カレーメニューは、中央にライス、副菜やダルと呼ばれる豆スープが付くインド型プレートカレー。カレーは「大根ポークカレー」「山椒(さんしょう)キーマカレー」「ひよこ豆カレー」など日替わりで3種類用意し、当日のインスタグラムで知らせる。カレーは1つ~3つ選ぶことができ、ランチ時の価格は、カレー1種=1,000円、2種=1,200円、3種=1,400円(金額変動の場合あり)。トッピングは「辛い玉ねぎ」「たまご」「カキ」「あぶりしめさば」などのアチャール(インドの漬け物)を用意する。 ドリンクメニューは、「和紅茶のチャイ」「ラッシー」「アップルサイダー」「グレープサイダー」「ビー玉ラムネ」「ノンアルコールビール」などのほか、「狭山茶」「ほうじ茶」「和紅茶」などのお茶類も用意する。「狭山茶」は舞衣さんの実家である狭山茶農家から直送しているという。 健太朗さんは「コロナ禍で最初はだれも来ないという覚悟だったが、街の人たちがとても温かく、商店街の人たちも気に掛けてくれた。長い時間をかけて街に恩返しをしたいので、この場所で末永く、街に愛されるカレー屋さんを目指して頑張る」と話した。 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=18時~21時。月曜・火曜定休。
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