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Tuesday, September 28, 2021

「UCC品質コンテスト2021 in ベトナム」第1位受賞コーヒー コーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」等にて“国際コーヒーの日”10月1日(金)より販売開始!:時事ドットコム - 時事通信

sagutgu.blogspot.com

[UCC上島珈琲株式会社]

UCC上島珈琲株式会社(本社/神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦)は、今春に開催した「UCC品質コンテスト2021 in ベトナム」で第1位に輝いたロットをコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」等全国22店舗にて、国際コーヒーの日である10月1日(金)より販売します。

 UCCグループは、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい、という創業精神のもと、「カップから農園まで」、すなわちコーヒーの栽培から原料調達、研究開発、製造加工、流通、販売に至るまで、一貫したコーヒー事業を展開しています。
 また、UCCグループのサステナブルビジョンと4つの重点項目※1を設け、独自のバリューチェーンにおいて、コーヒー産業の課題やサステナビリティにも配慮した取り組みを行っています。特にコーヒー生産地では、2001年から「UCC品質コンテスト」の開催や農事技術支援、サステナビリティに配慮した原料の調達などを行っており、コーヒーの品質向上・生産者の生活水準の向上につながるよう、生産国との協働に努めています。

 ベトナムにおいては、2015年よりアラビカコーヒーを対象に「UCC品質コンテスト」を開催し、ベトナム産アラビカコーヒーの品質向上やコーヒー買い付けによる生産者の支援など、生産者と直接コミュニケーションをとりながら活動を継続しています。

「UCC品質コンテストUCC QUALITY CONTEST -Helping build a sustainable future-について

 「UCC品質コンテスト」は、特定の産地のコーヒー生産者らを対象にした、コーヒーの品質に関するコンペティションです。コーヒークライシス※2(2001年のコーヒー相場の大暴落)を機に、2001年にブラジルのエスピリットサント州で初めて開催して以来、20年に亘り、世界6ヶ国で実施してきており、コンテスト実施エリアのコーヒーの品質向上・生産者の生活水準の向上を継続して目指しています。
 生産者は、自らが手掛けた最高品質のコーヒーを出品し、その順位を競いますが、出品に向けて努力を重ねることで、品質が向上し収入が増え、生産意欲の向上につながります。コンテストで上位に入賞すると、賞金・農具・買付金額にプレミアムが付くなど、生産国の事情に応じた副賞を得ることができます。

 2021年に「UCC品質コンテスト」が20周年を迎えたことを機に、これまでの味・香りなどの品質評価だけでなく、新たにトレーサビリティ、人権、環境への配慮など、サステナブル評価項目を設定し、SDGs視点を強化してリニューアルしました。新評価項目で最初のコンテストを開催したのが、ベトナムです。

 UCCは「UCC品質コンテスト」を通じて生産者と良好な関係を築くことで、上質なコーヒー生豆を安定的に調達することを目指しています。このように「UCC品質コンテスト」はUCCと生産者双方にとって、win-winの関係構築を実現する取り組みであり、SDGsの以下7の目標にも貢献し、UCCグループのサステナビリティ活動の重点項目の「生産国との協働」に該当します。

ベトナムにおけるUCC品質コンテスト

 コーヒー生産量世界第2位を誇るベトナムは亜熱帯性/熱帯気候に属し、暑さや病害に強いロブスタの栽培が9割以上を占めます。一方、「UCC品質コンテスト」を開催しているダラット地区は、標高1,500mほどに位置する ベトナム南部の高原地帯で、その冷涼な気候から国内有数のアラビカの産地として知られています。
 
 ベトナムのコンテストでは、生産国事情に合わせた対応として、1次審査を通過した良品質のコーヒー豆には、価格プレミアムを付与して全量買付しています。コンテストを通じて「品質の良いものをつくれば、通常よりも高い価格で売れる」ことを生産者に実感してもらうことで、生産者は“量”だけでなく“品質”にも目を向けるようになり、また継続的に実施することにより、生産者の生活の安定性を高め、品質向上への意欲が促進されるような良いサイクルを生み出しています。初回に比べ7回目となる今年出品されたコーヒー豆の品質は、大幅に向上しています。

「UCC品質コンテスト2021 in ベトナム1位受賞 レ・ティ・チョンについて

 UCCが直営で展開するコーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」では、世界各国のコーヒー豆を取り揃えています。これまでも「UCC品質コンテスト」の第1位受賞コーヒーを紹介しており、この度、10月1日(金)より「UCC品質コンテスト2021 in ベトナム」で第1位に輝いたコーヒーを販売します。

・販売開始日:2021年10月1日(金)    ※なくなり次第終了
・販売拠点:コーヒー豆の挽き売り業態『UCCカフェメルカード』20店舗、『カフェノバール』2店舗 計22店舗
・価格:100g 1,026円(税込)
       ※一部の喫茶併設店舗では、一杯682円(税込)で提供

UCC品質コンテスト2021 in ベトナム 第1位受賞農園情報

・地域:ラム・ドン省
・標高:1,500m~1,700m
・生産者名:Le Thi Chung(レ・ティ・チョン)
・栽培品種:Catimor
・精製方法:ウォッシュド
・味覚特長:舌を包みこむようなまろやかさ。いつまでも続く甘い余韻が印象的なコーヒーです。白桃・マンゴー・ブラウンシュガーのようなスイートな甘さをお楽しみください。


               2021年4月28日に実施した表彰式の様子

関連URL

▼UCCのサステナビリティ:https://www.ucc.co.jp/company/csr/
▼UCC品質コンテスト:
https://www.ucc.co.jp/company/csr/country_of_origin/brazil.html
▼UCC品質コンテストのリニューアルについて ニュースリリース(2021年4月28日発信):https://www.ucc.co.jp/company/news/2021/rel210428.html

※1 UCCグループのサステナブルビジョンと4つの重点項目
「UCCグループのサステナブルビジョン」:カップから農園までの持続可能な活動で、コーヒー産業の発展に貢献し、世界を笑顔にする。
「4つの重点項目」:UCCらしいユニークな取り組みとなる「生産国との協働」「コーヒーの価値創造」と、企業として果たすべき取り組みである「環境活動」「責任ある事業活動」の4項目を重点項目としてサステナビリティ活動を推進。
https://www.ucc.co.jp/company/csr/sustainablevision/

※2 コーヒークライシス
2001年のコーヒー相場の大暴落のこと。
コーヒー価格は、需給・投機・為替など様々な要因で変動するが、2001年、過去最低の価格である生豆1ポンドあたり41.5セントまで下落した。当時、生産コストが70~80セントと言われており、作れば作るほど生活が苦しくなるというほど、コーヒーは生産者にとって魅力のない農作物となってしまった。このような状況において、生産者は、コスト削減のため施肥やメンテナンスなど農園への投資を控えたり、コストが掛かる収穫作業を短縮しがちになるが、かえって品質の悪化に繋がり、結果として、生産者の収入はさらに減少するという悪循環を招く。加えて、コーヒーが魅力のない作物となれば、生産放棄や他の作物への転作に繋がり、コーヒーの生産量は減少し、消費国側からすると、良質なコーヒーの安定的な調達が困難になる。このような状況に危機感を持ち、状況を改善するために始めた取り組みが、「UCC品質コンテスト」である。

<参考資料>
取り扱い店舗一覧

※一部店舗では、休業・営業時間変更が生じる場合がございます。

【本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先】
UCC上島珈琲株式会社 お客様担当
TEL 078-304-8952
WEB https://www.ucc.co.jp/customer/

企業プレスリリース詳細へ (2021/09/29-13:47)

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