
依光隆明
【長野】茅野市在住の医師鎌田實さんが代表の「JIM―NET」(ジムネット、日本イラク医療支援ネットワーク)が、小児がんと闘うイラクとシリアの子どもたちが描いた絵をパッケージにしたコーヒーで支援を募っている。
名付けて「Coffee for Peace!」。15年前から秋冬にチョコ缶を売って支援金を得てきたが、今年は初めてコーヒーも手がけることに。コーヒー豆販売業者の協力で実現した。手描きの絵を印刷した専用パッケージに1杯抽出できるドリップコーヒーを入れている。
絵柄は4種で、花とチョウ、猫の絵は各1人、イルカの絵はほか3人が加わって完成させた。いずれもイラク在住またはイラクに逃れたシリア難民の子どもたちで、ジムネットの支援で小児がんと闘っている。オレンジのイルカを描いた12歳の少女・エハラスさんは6月4日に亡くなった。
1セット2袋入りで550円(うち300円がジムネットへの支援)。①猫とイルカ②花とチョウの組み合わせでセットにした。2万セットを作り、注文を受け付けている。問い合わせは東京都新宿区のジムネット(03・6228・0746、11時~16時)。(依光隆明)
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