
夏も近づき、いよいよ新茶が出回る季節を迎えた。年に何度か摘まれる茶葉のうち、冬の間に栄養分をたくさん蓄えた新茶が最もおいしいとされる。
「新茶の魅力は香り。お湯を入れると、自然の中にいるような爽やかな香りがする」と語るのは仙台市太白区の「お茶の長州園」の長田邦子社長(74)。新茶は緑色が鮮やかに出るといい、例年多くの常連客が入荷を待って買い求める。
看板商品は三重県産の茶葉を使った「夢シリーズ」3種類。一番人気の「夢香り」(100グラム、1404円)は、豊かな香りとまろやかな甘みが特徴で、緑茶の渋みが苦手な人にもお薦めだ。
最近はコロナ禍による巣ごもり需要で、殺菌効果もある緑茶を買い求める人が増えている。
店頭には茶を飲みながら休憩できる「かたらんちゃコーナー」もあり、近所のお年寄りの憩いの場にもなっている。長田社長は「店頭で茶葉の香りや味を体感してほしい」と話す。(佐藤駿伍)
[メモ]営業時間は午前9時半~午後6時。日曜、祝日定休。緑茶のほか、ほうじ茶や玄米茶、季節に合わせた茶菓子なども販売している。茶葉の量り売りもできる。仙台市太白区長町1丁目3の24。連絡先は022(247)0355。
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