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Wednesday, April 28, 2021

伊藤園/「お~いお茶 緑茶」リニューアル、環境配慮型商品も強化 - 流通ニュース

sagutgu.blogspot.com

伊藤園は5月17日から、緑茶飲料「お~いお茶 緑茶」をリニューアルし、鮮度への取り組みや新茶を加えるなどで品質を高めた製品を発売すると発表した。

<お~いお茶 緑茶(2021年品質)>
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リニューアル製品は、「お~いお茶 緑茶」(525mlペットボトル、600ml ペットボトル:税込151円)を販売する。

今回のリニューアルでは、「2021年品質」と銘打ち、専用茶園で栽培された「お~いお茶」専用の茶葉の一部を使用し、「鮮度茶葉」「鮮度火入れ」「鮮度物流」「鮮度抽出」「鮮度充填」「鮮度ボトル」の鮮度に対する6つのアクションを実施。さらに、2021年の新茶をブレンドした。飲み口から広がる豊かな香りと心地よい後味、茶カテキンのおいしさが楽しめるという。

鮮度へのアクション内容は、「鮮度茶葉」は、荒茶加工時に余計な熱を掛けずフレッシュな状態での香り保持と、茶園から荒茶工場に運ぶ茶葉の冷却になる。「鮮度火入れ」では、マイクロ波の火入れで茶葉内部の水分を乾燥させた。「鮮度物流」は、温度と湿度が管理された場所で保管し、必要分のみを飲料製造工場に出荷する。

また、「鮮度抽出」では、抽出直前に茶葉を煎り、香りの引き出しを実施。「鮮度充填」は、脱酸素充填で内容液や容器内から酸素を取り除いた。「鮮度ボトル」では、光から内容液を守る70本のカットがある容器を採用した。

<お~いお茶 新茶>
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同時に、「お~いお茶 新茶」(525mlペットボトル:162円)も販売する。新茶特有のさわやかな香りと濃厚なうまみが特長で、摘みたての国産新茶を100%使用する。新茶に最適な抽出をすることで、特有の新鮮なうまみや渋みを引き出した。

<茶畑のイメージ>
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伊藤園では、緑茶飲料の生産で、高品質の茶葉を安定的な調達と、茶農家の安定経営を目的に「茶産地育成事業」を1976年から開始。同事業では地域の茶農家と契約栽培を行うほか、耕作放棄地などを茶園に造成することに取り組んでおり、2021年には茶園の総面積が2000ヘクタールを超える(4月見込み)までに広がっている。

また、同社では2020年11月に「伊藤園グループ中長期環境目標」を策定し、環境負荷軽減を推進。その一環として環境配慮型のペットボトル製品を拡大している。

<お~いお茶 緑茶ラベルレス>
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その取り組みとして5月17日に、ラベルのないペットボトル飲料「お~いお茶 緑茶 ラベルレス」(525mlペットボトル×24本:3628円)と、キャップやボトルを軽量化するなどで環境に配慮したペットボトルを使った「お~いお茶 緑茶」(280mlペットボトル:124円)「お~いお茶 ほうじ茶」(280mlペットボトル:124円)を発売する。

「お~いお茶 緑茶 ラベルレス」は、ラベルをなくし、100%リサイクルペットボトルを使用。プラスチックごみの削減に取り組むとともに、現代の「手軽」「時短」といったニーズにも対応したという。

一方、「お~いお茶 緑茶」と「お~いお茶 ほうじ茶」では、東洋製罐と共同開発した、殺菌剤の使用量を削減した充填方式採用し、キャップ、ボトルを軽量化。加えて、従来はボトルのほとんどを覆っていたラベルを胴部分だけにし、軽量化と薄肉化を実現した。

<「お~いお茶 緑茶」でのプラスチック削減内容>
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その結果、プラスチックの使用量を1本あたりで約10.6%削減。年間では約130トンを削減したという(2020年1~12月の販売実績ベース換算)。伊藤園では、容器包装の使用量削減をはじめとした省資源化に取り組むことで、持続可能な社会や環境の実現に貢献するとしている。

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