自社ECサイト「REC COFFEE(レックコーヒー)」を運営するレックコレクティブは、2020年4月の緊急事態宣言以降、新規獲得の取り組みを強化した。初回限定のセットや、大容量の商品を相次いで発売。急増した「おうちコーヒー」需要の取り込みを狙ったという。コロナ禍でインバウンドが激減したことを受け、今後は海外への展開も考えているとしている。
同社はECサイトと同名のカフェを、福岡県内などに7店展開している。自社ECサイトは2016年に立ち上げた。
コロナ禍で発売した、初回限定のトライアルセットには、4種類のコーヒー豆が50グラムずつ入っている。送料は無料で税込1598円。リピーターからは、500グラムの大容量パックが好評だという。
人気のトライアルセット
2020年9月にはECサイトのリニューアルを行い、サイト構築システムをショッピファイに変更した。「今後を見据え、アプリとの連動や海外展開にも強いショッピファイに変更した」(企画部 中野友希氏)と話す。
同社の実店舗は、中国・韓国から近い福岡にあるため、以前はインバウンド需要が多かったという。「コロナ禍で訪日できないこともあり、海外からの問い合わせが増えている」(同)と話す。「海外展開を本格化するに当たっては、まだまだ課題も多い。特に品質の維持ができないと、リピートにはつながらない」(同)と話す。
「当社は、まだまだ『カフェ』のイメージが強い。『コーヒー豆屋』のイメージがつかないと、ECで売り上げを上げることは難しい。当社では、独自に豆の買い付けも行っている。『コーヒー豆屋』としてのイメージを強めることにより、ECの売り上げ拡大につなげていきたい」(同)と話している。
「REC COFFEE」
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