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Thursday, March 26, 2020

UCCのコーヒーメーカー「DP3」、ズボラなコーヒー好きに万能だった - マイナビニュース

筆者は以前、とあるカフェを経営していたくらいのコーヒー好き。そんなわけで、我が家にはコーヒー豆の焙煎機や、そこそこお高いグラインダーなどが存在しています。でも常にハンドドリップしているかというと……。ハンドドリップはていねいに淹れると5分くらいかかるので、少々面倒に感じることが多々あります。

そこで活躍するのが、ボタン一つでコーヒーを抽出してくれるコーヒーメーカー。家電ライターという職業柄、たくさんのコーヒーメーカーを試していますが、最近のお気に入りでずっと使っているのは、UCCの「ドリップポッド DP3」(以下、DP3)です。しかも、コーヒー以外でも大活躍してくれています!

  • UCC「ドリップポッド DP3」

    コーヒーメーカーというと黒色の本体が多いなか、ホワイト、ブラウン、アッシュローズ、ペールミントといったポップなカラーをそろえているDP3。我が家では、さわやかだけど主張しすぎないホワイトを選択(公式オンラインストアの価格は税別13,200円)

基本の使い方はカンタン

DP3は基本的な使い方としては、一杯分のコーヒーを抽出するドリップポッド専用カプセルを本体にセットし、スタートボタンを押すだけ。UCC上島珈琲が販売するだけあって、専用カプセルのコーヒー豆にもこだわっています。

コーヒー豆は生鮮食品といわれるくらい、焙煎後の鮮度が重要ですが、カプセル式だといつでも新鮮な状態の豆でコーヒーを楽しめるのが魅力。カプセルの種類も豊富で、コーヒーだけで11種類あり、カフェインレスコーヒーまでラインナップしています。このへんはさすがUCCですね。

ほとんどのカプセルは、公式サイトでは税込816円の12個入りで売られています(ブルーマウンテンなど一部のカプセルを除く)。一杯約68円で楽しめる計算です。コンビニのドリップコーヒーより安いのはうれしいところ。

もう一つうれしいのは、紅茶や煎茶、ジャスミン茶というラインナップがあること。これなら「コーヒーが苦手」という来客のときも安心です。

さて、抽出されたコーヒーですが、これはもうUCCが豆からマシンでの抽出方法まで監修しているということで、美味しいのは当たり前。筆者は全種類のカプセルを試してみましたが、味の傾向としては比較的さっぱりとした後味のコーヒーが多い印象です。濃いめが好きなら、ストロングモードで淹れてみたり、標準より湯量を減らしたりと、調整すればOK。カプセル式でも、自分好みの味を試行錯誤できる点が気に入っています。

ストロングモードは、DP3から搭載された「濃く抽出する」新モード。具体的には、標準のモードよりも蒸らし時間や抽出時間を長く設定しています。ストロングモードで淹れたコーヒーをストレートで飲むと、少々苦みやえぐみを感じるカプセルもあるのですが、甘いオヤツとあわせたり、牛乳で割るカフェオレなどには相性ばっちりです。

ちなみに、ストロングモードは「Teaモード」でも使えるので、氷で薄まってしまうアイスティーを作るときにも便利。個人的には、ストレートで飲むなら専用カプセル「モカ&キリマンジァロ」、ラテで飲むならストロングモードで淹れた「鑑定士の誇り リッチブレンド」が好きです。

自宅のコーヒー粉も使えるのが決め手!

コーヒーメーカーを選ぶ基準はいろいろですが、ズボラな筆者には譲れないポイントがあります。ひとつは「コップにそのままドリップできること」。専用サーバーにドリップするタイプは保温性が高いなどのメリットもあるのですが、カップ以外にサーバーを洗う手間が面倒です。

もうひとつの条件は「好きなコーヒー豆で淹れられること」。DP3用のカプセルはいつでも新鮮で美味しいのですが、コーヒー好きとしては「街で見かけたちょっと美味しそうなコーヒー豆」も試したくなります。こんなとき、専用カプセルしか使えないマシンは少々不便です。DP3は付属品にメッシュフィルターがあり、家にあるコーヒー粉が使えるという点がとっても気に入っています。

ただし、付属メッシュフィルターの使用後は「フィルターからコーヒー粉を掻き出す」作業が必要。使用後の粉はフィルター内で固まるため、粉を掻き出すのが意外に面倒です。そこで我が家では、小さくカットした紙フィルターをフィルターホルダーに直接セットして使っています(公式の使用方法ではありません)。これなら使用後に紙フィルターをポイッと捨て、あとはホルダーとフタを水洗いするだけなので、メンテナンスも簡単です。

「フィルターにお茶っ葉を入れたら日本茶も紅茶もいけるのでは?」と思って試してみましたが、茶葉はお湯を通すとコーヒー粉の何倍にも膨れあがり、フタが持ち上がってエラーとなってしまい……。茶葉類を直接DP3にセットするのは、あきらめました。

なんにしても、一番手軽に飲んでメンテナンスできるのは専用カプセルを利用すること。「家にコーヒー焙煎機がある」「コーヒー豆をついつい衝動買いしてしまう」といった我が家のような事情がなければ、味も手間も専用カプセルがオススメです。

正規の使い方ではないですが、我が家で役立っているのは……

ここまでDP3についていろいろと書きましたが、我が家でもっとも活躍しているのは「熱湯が必要なとき」。つまり、DP3にコーヒーやお茶をセットせずに、電気ケトルのように使うのです(これも公式の使い方ではありません)。

たとえばティーバッグで紅茶を入れたいときや、インスタントラーメンを食べたいとき、ご飯にインスタント味噌汁を追加したいとき。DP3にカプセルをセットせず、ティーバッグを入れたカップ、カップラーメン、スープの粉などを入れたお椀などを直接セットして熱湯を注ぎます。

DP3はモードによって温度が異なるので、アツアツの熱湯を入れたい場合はTeaモード、ちょっとぬるめはGreenTeaモードといったように、温度を切り替えられるのも便利です。湯量も7段階から選べて、必要量のお湯が出たあとは自動的にお湯が止まります。

つまり、電気ケトルなら「カップを用意する」「水をケトルに入れる」「スイッチを入れてお湯が沸くのを1分ほど待つ」「お湯が沸いたら必要な量をカップに注ぎ入れる」という4段階の手間が必要なのですが、DP3なら「カップを用意する」「スイッチを入れる」でおしまい。お湯が注がれる間もそばにいる必要がないので、特に朝の忙しい時間にとても役立ってます。

計測したところ、湯温はTeaモードだとだいたい92℃前後、Coffeは85℃前後、Green Teaで75℃前後(実測値)でした。さらに、湯量は最小湯量から100ml、125ml、150ml、170ml、190ml、210ml、230mlほど(※)。230ml以上のお湯が必要になるジャンボサイズのカップラーメンなどは、「190ml×2回」など複数回の操作をすることもあります。

※:コーヒーを抽出する場合はコーヒー粉が水分を吸うので、公式仕様上のコーヒー抽出量は最小湯量時で約70ml、最大時は約200mlになります。

専用カプセルなら最小限の手間で美味しいコーヒーが飲め、さらに自分で買った市販のコーヒーも好きなだけ楽しめる。その上、電気ケトルよりも簡単に熱湯を用意できるDP3。筆者はすでに3カ月ほど愛用していますが、すでに手放せない製品になりました。昔の電気ポットのように、常にリビングテーブルの上に置いておきたい家電だと感じています。

【注意】紙フィルターを使うことや、電気ケトルのように使うことは、正規の使い方ではありません。個人の責任のもとでお試しください。

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March 27, 2020 at 11:04AM
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