台北で垣間見た中国茶の奥の深さ - 朝日新聞社

台北の友人宅を訪れた時、茶器の多さに驚いた。陶器や磁器の湯のみや急須がいくつも並び、どれもかなり使い込んでいる様子。お茶の種類もかなり豊富だ。「お茶に“はまる”と、色々と買いそろえたくなるのよ。昔から“お茶は身上を潰す”と言われるくらいだけど、本当かも！」と苦笑していた。友人は、かなり高額なものもあるお茶の世界に全財産をつぎ込んで身上を潰しているわけではないが、中国茶の奥深さを垣間見た気がした。

（台湾・台北）

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■旅に行った気になれる！？　写真家・葛西亜理沙さんが旅先で撮りためた素敵な瞬間をほぼ毎日（平日）お届けする連載「１日１旅」。1日1回、旅情を感じていただければ幸いです。バックナンバーはこちら

PROFILE

葛西亜理沙

フォトグラファー。

横浜生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部写真学科卒業後、写真家・坂田栄一郎氏に師事。その後、独立。東京を拠点に活動。広告や雑誌などで撮影する他、個人の作品を国内外で発表している。第63回朝日広告賞入賞。第16回上野彦馬賞「九州産業大学賞」受賞。

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