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Wednesday, October 16, 2019

「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ - 4Gamer

「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ - 4Gamer

 2019年10月16日,Googleは,Android 10搭載のGoogle純正スマートフォン「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」を国内発売すると発表した。予約受付を10月16日に開始し,発売日は10月24日の予定だ。Google直販以外に,ソフトバンクからも発売される。
 標準モデルとなるPixel 4は5.7インチサイズ,大型のPixel 4 XLは6.3インチサイズの有機ELディスプレイを採用しており,アウトカメラとしてPixelシリーズ初の2眼式+センサー搭載カメラモジュールを採用している点や,前面に搭載する小型レーダーを使ったハンドジェスチャー認識機能「Motion Sense」の搭載が見どころと言えよう。
Pixel 4(左)とPixel 4 XL(右)
画像(002)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ

 価格はPixel 4が8万9800円から,Pixel 4 XLが11万6600円(いずれも税込)からとなっている。ラインナップは以下のとおり。
  • Pixel 4 64GB:内蔵ストレージ容量64GB,8万9980円
  • Pixel 4 128GB:内蔵ストレージ容量128GB,10万3950円
  • Pixel 4 XL 64GB:内蔵ストレージ容量64GB,11万6600円
  • Pixel 4 128GB:内蔵ストレージ容量128GB,12万8700円

カラーバリエーションは左からClearly White,Just Black,Oh So Orange
画像(007)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ 画像(008)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ 画像(009)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ

Pixel 4の前面(左)と背面(右)。外観面で特筆すべきポイントはあまりない
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 Pixel 4シリーズにおける最大の特徴は,前面上部のベゼル部分に内蔵した小型レーダー「Soli Radar」を使ったジェスチャー機能のMotion Senseにある。これを使うと,たとえばPixel 4の前に手をかざすだけで,鳴動している時計のアラームを止めたり,手を左右にサッと動かすだけで音楽アプリの曲送りをしたりできる。
Pixel 4シリーズのカメラとセンサー配置を示したスライド。Soli Radarは前面上部,スピーカーの右に組み込まれているが,外からはどこにあるのか分からない
画像(006)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ

 会場のデモでは,ポケモンを使ったPixel 4専用アプリを,手の動きで操作するデモを披露していた。
 ただし,発表時点でSoli Radarは,国内における法規制をクリアしていないため使用できない。会場のデモ機でMotion Senseに関する設定を表示しようとしても,「サポートされていない」と出て表示できなくなっていた。
 Googleによれば,2020年春には法規制をクリアできる見込みとのことなので,Motion Senseを試してみたいという人は,それまで待つしかない。
アウトカメラ周辺を写した写真に補正をかけて,2つのレンズとフラッシュ,センサーを分かりやすくしてみた
画像(010)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ
 もう1つの特徴である2眼式のアウトカメラは,約1600万画素で開放F値2.4,視野角52度のメインカメラと,約1200万画素で開放F値1.7,視野角77度のサブカメラを組み合わせたものとなっている。2眼式アウトカメラ自体は,いまやまったく珍しいものではないが,Pixel 4ではGoogleが有する画像処理技術を詰め込むことで,今までのスマートフォンでは撮影が難しいような光景を撮影可能なのが特徴であるという。
 2つのレンズを使った背景のボケた写真撮影は当然のこと,星空や夜景撮影に適した夜景モード,超解像技術を使った高画質のデジタルズーム機能,2つのカメラで異なるホワイトバランスの写真を撮影し,合成して自然な写真を作るといった多彩な撮影機能を有しているのだ。
 レンズや撮像素子ではなく,画像処理の組み合わせで見栄えのいい写真を作り出すというのは,Googleらしいアプローチと言えよう。
画像(011)「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」が10月24日に国内発売決定。シリーズ初の2眼式カメラやモーションセンサー搭載が見どころだ
 スペックも簡単に紹介しておくと,搭載SoC(System-on-a-Chip)には,いずれもQualcomm製のハイエンドSoC「Snapdragon 855」を採用している。メインメモリ容量は6GBで,内蔵ストレージ容量は64GBまたは128GB。microSDカードには対応しないので,大量のゲームをインストールする人は,ストレージ容量が物足りなく感じるかもしれない。
 SIMカードスロットは1つだけだが,端末内蔵のSIM機能である「eSIM」にも対応しているので,SIMカードとeSIMで通信事業者を使い分けることが可能だ。海外旅行に出かけたとき,現地の通信事業者がeSIMに対応していれば,わざわざ現地でSIMカードを買わなくても,eSIMの契約をするだけで利用できるのも利点と言えよう。
 また,国内向けモデルはおサイフケータイ機能にも対応しているので,「Suica」のようなユーザーの多い交通系電子マネーを利用できるのもポイントだ。

 ハードウェア面の売りであるMotion Senseが,現時点で使えないのは残念だが,Google純正端末の最新モデルとして充実した機能を有する製品だけに,興味をそそられる人は多いのではなかろうか。

●Pixel 4,Pixel 4 XLの主なスペック
メーカー 未公開
OS Android 10
ディスプレイパネル 5.7インチ有機EL,解像度 FHD+(詳細未公開),アスペクト比 19:9 6.3インチ有機EL,解像度 QHD+(詳細未公開),アスペクト比 19:9
プロセッサ Qualcomm製「Snapdragon 855」
・CPUコア:Kryo 485(最大2.8GHz)×1Kryo 485(最大2.4GHz)×3Kryo 485(最大1.7GHz)×4
・GPUコア:Adreno 640
メインメモリ容量 6GB
ストレージ 64GB,128GB
アウトカメラ 2眼式
・メイン:約1600万画素,F2.4,視野角52度
・サブ:約1200万画素,F1.7,視野角77度
インカメラ 約800万画素,F2.0,視野角90度
対応LTEバンド FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/66
TD-LTE Band 38/39/40/41/42
対応3Gバンド W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
無線LAN対応 IEEE 802.11ac
Bluetooth対応 5.0+LE
連続待受時間 未公開
連続通話時間 未公開
バッテリー容量 2800mAh 3700mAh
USBポート USB 3.1 Gen 1 Type-C
公称本体サイズ 68.8(W)×147.1(D)×8.2(H)mm 75.1(W)×160.4(D)×8.2(H)mm
公称本体重量 約162g 約193g
本体カラー Clearly White,Just Black,Oh So Orange

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2019-10-16 10:35:06Z
https://www.4gamer.net/games/358/G035882/20191015142/

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